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認知症と終活
大阪所長の新地です。
私事ですが、「終活ライフケアプランナー」という資格を取得しました。
認知症と終活ってどんな関係があるのだろう?って考えたことないでですか?
ある方も無い方も参考程度にしていただければと思います。
ということで、今回は認知症と終活について話をしたいと思います。
日本における65歳以上の認知症の人の数は、2012年は462万人(高齢者の約7人に1人)でしたが、2025年には約650〜700万人(高齢者の約5人に1人)に増加すると予測されています(出典「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」2015年3月二宮利治)。
認知症ってなに?
認知症は「もともと正常だった脳が、病気や障害によって認知機能が低下し日常生活に支障が出てくる状態」のことをいいます。
昔は「認知症」ではなく、「痴呆症(ちほうしょう)」と言われていました。しかし、意味合いに対し差別的なニュアンスが含まれているため、2004年に「認知症」という名前に変わりました。
代表的なものとして、アルツハイマー型認知症・レビー小体型認知症・脳血管性認知症・前頭側頭型認知症があります。また、65歳未満で発症するものを若年性認知症といいます。
他にもいろいろとありますが、全ての認知症で言えることが、脳に何かしらの支障が出ているということです。
どんな症状がでるの?
アルツハイマー型認知症を例に説明します。
加齢による物忘れと認知症による物忘れの大きな違いは、出来事全ての記憶がないということです。そのため、ご飯食べてすぐに「ご飯はまだか?」と食べたことを忘れたり、今話したことが30秒後には全て覚えていないなどの症状があります。
症状に関して詳細は、改めて認知症に関しての内容のブログをあげさせていただきますね。
認知症の経過
経過としてまずは、いきなり悪くなるのではなく上のような経過を辿ることが多いです。
進行の速さは個人差があるので言えませんが、自分自身の気持ちを素直に出すことができなくなってきます。
そのため、終活が大切になってきます。
自分自身の意思や気持ちを、自分で伝えることができる・送ることができる時にする事が大切です。
エンディングノートというものがありますので、活用しても良いと思いますよ。
高齢になってからするのではなく、気になった時がタイミングです。
「転ばぬ先の杖」
・あとから後悔しないための準備
・事前に準備することで不安が軽くなり、自分だけではなく家族も負担が減る